大場つぐみ・小畑健 「バクマン。」 【夢と現実】 (1)

ジャンプの単行本買ったのは6年ぶりくらい、『DEATH NOTE』以来2年ぶりの大場・小畑タッグの新作『バクマン。』を購入。そういや買った日にちゃんと感想書くのもひさびさだ(笑)
中学3年生の主人公たちがマンガ家を目指すって話なのだけど、彼らが原稿を持ち込む雑誌は集英社の「週刊少年ジャンプ」そのもの。ネームや原稿などのマンガを作り上げる過程はもちろんのこと、手塚賞赤マルジャンプなどを経て連載されるまでの道のりをマンガにした異色の作品。


主人公たちも大場・小畑と同じように原作と漫画それぞれに役割を受け持って、どんな道具やアイディアを基に面白いマンガを作り上げるとか、夢を実現するために努力する必死さが伝わってきて良い。意見は分かれそうだけど、読んでいて創作意欲を刺激される感じ。
現実じゃありえないと思える恋愛もこの作品に華を添えてる。ジャンプ本誌で2巻以降の話も読んじゃってるのだけど、これから単行本を集めるんだし連載は追わないでコミックス待とうかな。