大場つぐみ・小畑健 「バクマン。」 【チョコと赤マル】 (2)

2巻の表紙はもう一人の主人公シュージン。話は初めての原稿持ち込みから赤マルジャンプ掲載への挑戦、時期的には中学3年の夏休みから高校1年目の秋と意外に展開が早い。
今回もジャンプの編集部に、契約金や読者アンケートの話とぶっちゃけて描いてるけど、実際に編集部からNG出されてボツになったり修正されたりしてる内容も色々あるんだろうね。好きなのはシュージンがサイコーを馬鹿にされて石沢にキレたシーン、謹慎中のモテモテ&修羅場までの流れも含めて良いな。
同じネームから描いても綺麗な絵に、コマ割りや視点の構成が違うと印象が大きく変わるね、メインはプロのマンガ家になるための話なのに、小畑先生の絵で恋愛シーンがさらにロマンチックになってる気がする。3巻からは多分、連載で読むのを止めた話が入ってくるだろうから続きに期待。