風の中を駆ける、暁の空に想う

今年は初めて友人たちと二年参りに行ってきた、昨年と一昨年はオールナイト勤務でバイト先で年を越していたから、卒業して実家を出る前に一緒に行けてよかった。最初は家族が実家に帰って誰もいなかったyuz宅でくつろぐ、恋愛を主とした近況報告を聴いていたら全然アクションを起こせていない自分の情けなさに思わず切なくなったぜ。
5人で集まってゲームやるのもひさびさで、初めてやったDSの「バンブラ」と「ゴールデンアイ」は楽しかったし、もともとはテニスつながりのグループだけあって64の「マリオテニス」はテンション上がって盛り上がるねー。それにしても普段プレイしているのがRPGシミュレーションゲームばかりだから、慣れない対戦ゲームの自分のセンスのなさに申し訳なくなる。*1


23時半くらいに出発して、高校からの通学路にあったお寺へ初めて行く。自転車でわいわい話しながら走る感覚って自転車通学だった高校時代のことをいろいろと思い出す、あと何となく見上げた寒空は星がいつになく綺麗だった。
あまり交通の便がいい場所じゃないから来ていたのはほとんど地元の人たちなのだろうけど、真夜中でもたくさんの出店で賑わってた。本堂まで並ぶ列は原生林のように鬱蒼とした暗い参道まで続く、そんな薄暗がりのなか2009年1月1日0時0分を迎える瞬間はジャンプして地球上にいないってベタなお戯れを(笑)


参拝を終えて集合写真を撮ったり、出店でそれぞれに食べものを買ったりした、ちなみに最近は「御祭騒ぎ」とか入ってる『教育』をヘビロテ中だから思わずリンゴ飴を買ってしまったよ。帰り道は行きよりゆっくり走っていたからか、それとも深夜でより気温が下がったのか余計に肌寒く感じた。
帰ってからもゲームとかしてたらあっという間に出掛ける時間、俺とtkyは自宅に自転車を置きに戻ってれいの車に拾ってもらって稲毛海岸の方へ。ぶっちゃけ道中は運転してもらっているのに寝ていたけど、さすがに外に出ると冷たい空気が肌に沁みて、曖昧だった意識もはっきり冴えてくる。


海岸に着いた頃には空もかなり明るくなっていて、20分くらい待った頃に数年ぶりの初日の出を観る。二年参りをしていたときにも、日の出を待つ時間にも考えていたことだけど、2008年に自分が辿ってきた道は新年を迎えたときには意識や想像をはるかに超えている現実ばかりで、つくづく未来って何が待ってるかわからないと思う。
2009年はいよいよ就職して自立して生活をしなきゃいけないわけで、最も大きな変化を実感する1年になることは間違いない。こんなはずじゃなかったのにと思うことは少なからずあるけれど、できることに目を向けてまず自分が納得できる1年にしたい、少しでも大切なものを自分の手で掴みたい。


バイト初日はいきなり2回もタイミングを逃したり、うっかり軽い火傷を負ったりして早くも危ない。縁や廻り合わせみたいなものもあるけれど、判断ミスやしょうもない失敗でチャンスを逃さないようにはしないと。
相変わらずのこんな僕ですが、2009年もよろしくお願いいたします。

*1:特にテニスのダブルスのようなチームプレイのときとか。