流星の絆 第9話 「時効当日最後の告白」

功一(二宮和也)の作戦が失敗して、打つ手がなくなった兄妹は柏原(三浦友和)にすべてを告白して助けを求める。原作とほぼ同じ結末が待ってるならこのシーンは観ていて何とも言えない気分になるよ。
静奈(戸田恵梨香)に呼び出された行成(要潤)が向かったのは「ジョージクルーニー」、今までいろいろ相談していた功一が静奈の兄とか原作以上の衝撃だろうねー。遺留品の傘を脅しに使って戸神親子それぞれに揺さ振りをかけるシーン、キレてる泰輔(錦戸亮)ってどうしてもチンピラにしか見えない。


戸神政行(柄本明)の無実を証明するために有明兄妹へ協力する行成、もともとは洋食店のことばかり考えてる誠実な人柄に、ドラマじゃハヤシライスやお酒で暴走するコミカルな要素が付け加えられて、彼は本当に面白いキャラクターになった。あと本編にあまり関わってないけど、 萩村(設楽統)も勝手にキャラ作りされてて面白かった(笑)
天体観測の記録や「アリアケ」のレシピとコピーまでしっかり作り込まれてたのも良かったな、読者それぞれの持っているイメージは違うかもしれないけれど、実写で再現してもらえるとちょっと感動する。来週は功一の推理が冴える、ドラマオリジナルのラストに期待しよう。