コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 #003

緋山(戸田恵梨香)が担当した卵巣のう腫茎捻転の弁護士・若杉(鳥居かほり)の「人の不幸が飯の種」ってセリフは気になった。毎日誰かが必要としている治療や弁護、その誰かを救うために必要なのはわかってるからこそ、自分の身に降りかかる困難や苦悩を皮肉ってたのかもしれない。


泥酔状態で転落したサラリーマン・島田(春海四方)の急変に対して、無謀とも思える決断を下したのは藍沢(山下智久)だったけど、今回は指導医の黒田(柳葉敏郎)が来るまで患者を持たすことができたから結果オーライか。フェローの4人それぞれに至らないところはあったけど、白石が機転を利かせたり、なんだかんだで上手くチームは機能してた。
相乗効果で成長していくって意味では、白石が患者を階段から転落した人じゃなくて、本山由希子(円城寺あや)さんという個人として扱ったことを、翌日にあの藍沢がならってたセリフは印象的。


それにしても冴島さん(比嘉愛未)は色々魅せてくれるなー。黒田抜きのフェローだけのオペに迷いを見せた看護師にも私たちの仕事はサポートすることだって言い切ってたし、最後もわがままばかりで藍沢を舐めてた小倉(三浦アキフミ)をしっかり黙らせちゃったし。
前回白石に激しくまくし立てた後から何か特別な出来事があった描写はないけど、日々成長していく同い年?のフェローと接してる彼女自身も刺激を受けたり、彼らへの意識が少しずつ変化してるのかもね。