CHANGE、違うことに気付くということ



前半があまりにしょうもなかったから感想書かなかったけど、一昨日観た『CHANGE』(第5話)の後半にビンガム通商代表(ニコラス・ペタス)と交渉するシーン。

啓太(木村拓哉)の「相手のことをよく知れば」って言葉に継いで郡司(平泉成)が「いつか理解できる」って言ったら、それに対して啓太が言ったのは「自分と相手が違うんだってことに気付くことができる」ってセリフ>言い回しはちょっと違うかも


今までずっと自分が一所懸命に意思を伝えようとすれば、みんながいつか理解してくれるって思ってた。直向きなことは確かに大切、でもそれだけじゃまだ足りない。

自分と周りの人が違うってことに気付けていないと、結局どんな努力もただの独りよがりで終わっちゃう。「どうして俺(私)は頑張ってるのにみんな理解してくれないんだ!」って感じにね。


俺は自分の実力を過信しているところがある。だからときどき思うようにならないことに異常にイラつく、もともと人を離してやまない魅力も能力も持ち合わせていやしないのに。

歪んでいるのは決して社会だけじゃなくて、まともだって信じている俺って個人レベルからなんだよね。それを潜在的に自覚してたからこそ、認めてもらっても「俺の本質を何も理解してないくせに」って怒りが沸き上がって、今も絶えず俺の中で渦巻いてる。


本当はただ自分の殻に引き籠って、自分の体をずっと繰り返し引き裂いているだけ。

高校時代からわかっているはずなのに、その殻を脱ぎ捨てることが未だにできない。どこかで毒素抜かないといつか心療内科行きだ、俺。