ただ向き合って声を聴いて。

堅い話なのでイヤな人は閉じちゃってください。


メールから始まって、今はブログやSNSなどでインターネット上のコミュニケーションが身近になったけど、前から感じてた気持ち悪さを最近よく感じるようになったなぁと。

というのも匿名性に関係なく、以前にましてひとりよがりな発信が増えたということ。人それぞれが書きたいことを書いて人に見てもらう、そこまではいいんですよ。

でもコメントやメッセージに対してろくにレスをつけない、かといってそれに対するフィードバックも見られない、書き手が読み手とのコミュニケーションを全然取ってないことが目立つなと。1つの記事にとんでもない数のコメントがある場合はしょうがないかもしれないけど、それは一部の限られた人たちだけの話なはずで。


多分、リアクションがない(または極端に薄い)人たちは人に見てはもらいたいのだけど(見てもらいたくないならウェブに書く必要性がないし)、でも感想や意見は求めてないのかもしれない。実際ブログやホームページでもコメントを入れられないようにしてる人はいるし。

でもそんな書きっぱなしのスタンスってずるいよなって。ウェブ上であれ、そこに生きた人の声が書かれているなら、その声とちゃんと向き合ってコミュニケーションを取るべきだと思う。


これは俺の持論だけど、ブログやSNSで日記を書くことの一番大きな意義は、それを通じて多くの人たちとコミュニケーションが取れることだと思ってる。だって人との関わりを求めないならどうしてインターネットの世界で表現する必要があるのか。

日記にコメントを書き込めないなら、少なくとも読み手が書き込めるBBSや送れるメールアドレス(フォーム)はあるべき。それすら置かない自己満足の世界を造るなら、Wordとかに書いて自分のPCに保存してたって変わらないのだから。


他人とのコミュニケーションを強制するような不快感を与えかねない記事なったけども、はっきり言いたいのは何気ない感想や意見は当たり前にもらえるものじゃないってこと。

きっと相手としっかり向き合って、興味や信頼が生まれるからこそ、そこにあるものじゃないでしょうか。だからメールでもコメントでも俺はできるかぎり誠意を持って応える、それが相手をより理解し、自分自身を理解してもらうためのものであるほどね。