ゼブラーマン

先月部活の先輩との雑談中に出てきた「ゼブラーマン」を今日観ました。


ゼブラーマン」はクドカン(宮藤官九郎)の脚本ってことで興味は持ってたんですが
(最近はドラマ「タイガー&ドラゴン」、代表作にドラマ&映画「木更津キャッツアイ」、
ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」、映画「ピンポン」他)、
DVDとかビデオをあまりレンタルしないのでずっと観てませんでした。
あとこの作品は哀川翔さんの主演100本記念作品ってことでも話題にもなってたと思います
(といいつつ、それより前の99本を全然知らない…)。


あらすじはさえない小学校教師の市川新市(哀川翔)が、2010年の横浜市八千代区で
起きる謎の事件に34年前にわずか第7話で放送を打ち切られたTVヒーロー、
ゼブラーマン」として立ち向かっていく、という感じです。

子供(と特撮ファン)だけに観せるために作られた映画というわけじゃないので、
昔観てたヒーローものをなんとなく彷彿させつつ、一線を画したなんて印象を受けました。


見どころというか、面白いところも結構あると思います。
たとえば現代(2010年)に現れたヒーローが実は34年前に7話で打ち切られたヒーローで、
映画の中でもその34年前の作品の設定がかなり細かく描かれていたり
(なぜ哀川翔が34年前のヒーローになるのかは観ればすぐわかります)、
宇宙人や学校の謎が少しづつ明らかになっていく過程とか、
DVDのパッケージやポスターでの衣装がいつになったら出てくるのか
(なかなか出てきませんけど、もちろん出てきます。
なんかスパイダーマンを思い出しましたね)などなど。


ストーリーの中で「とんでもない結末なんですよね」なんて言葉も出てきますが、
確かにとんでもない結末でした。
どこにクドカンテイストが出てるかっていうと、他の作品よりわかりづらいですが、
あえていうなら新境地的なヒーローものを作っちゃったってあたりでしょうか。
興味のある方は観てみてください。


ゼブラーマン

おまけ?
TV版ゼブラーマンの設定が詳しく書かれたサイトです。
映画本編のネタバレにもなるので、
これから映画を観るつもりの方は後から観ることをお勧めします。


TV版「ゼブラーマン」特設サイト