Having Second Thoughts

本当は6日に書きたかったけど、次の9日、15日に書けるかもわからないから,
今日書こうと思う。


戦争が終わってからまもなく60年、今も課題は山積みだと思う。
未だにお互いに非難し合い、謝罪を求め合う人々、メディア、国家。
でも戦争の真実を本当に知っている人達はどれほどいるのだろう?
自分の国が他の国にしたことを自覚してものを言っている人はどれだけいるのだろう?


日本は戦争に対する国民の意識が低いと思う。
戦争で亡くなった人々を追悼する行事や施設は少なくないのに対して、
日本の戦争での過ち、加害者としての側面を自覚するものが少ないと思う。
もちろんいつまでも自国を責め立て、謝罪をし続けるべきだというわけじゃなく、
他国に不十分だと言われない以上の謝罪と誠意、
特に戦争の真実を伝える教育と記録を残すことが必要だと思う。


謝罪は求めるものじゃない、日本が誠意を見せていればいつか理解される。
すぐには理解されなくても、それもまた歴史となり、後世の新たな標になるだろうから。


最近興味を持ったのは、日系3世米国人のスティーブン・オカザキ監督が、
広島と長崎への原爆投下をテーマにした長編ドキュメンタリー番組を制作するということ。
被爆者の生の声を聞き、より正確な事実を記録に残すことはとても意義のあることだし、
米国にかぎらず、他の国にも、そして日本にとっても新たな原爆の実像が明らかになる、
重要な機会になると思う。


まとまらないからここでやめます。
こういう意見もあるんだなって思ってください。