機動戦士ガンダム00 #25(#50 最終回) 『再生』

観る前にネタバレを読んじゃっていたのだけど、まさか本当にエクシアR2が出てくるとはね。リペア2ってことなのだろうけど、リボーンズガンダムと一緒にキット化までされるみたいだし。
蒼月さんのリボンズキャノンもネタだと思っていたのにそのままの名前、擬似GNドライヴでもガンダムを圧倒するオーバーテクノロジー気味な性能、GNファング以外にもレグナントのプラズマ攻撃まで装備したイノベイターらしいMSだった。セラフィムみたいにコクピットが回転するのかわからないけど、前後の向きが変わる変形機構はガンダムシリーズじゃ初めて?


先週セラフィムが撃破されたときトレミーで心配していたのはティエリアが乗ってると思っていたんだね、刹那が戻るまでヴェーダとリンクされてること知らなかっただろうか、ヴェーダからの通信もティエリアからだってリアクションじゃなかったし。
援護に来たMS対決、アレルヤは見た目が一緒なのにハレルヤの声が出て二重人格どころの話じゃないような、どうせならオールバックでわかりやすくして欲しかった。GNビームシールドのクロー攻撃で鋏まれてヒリング退場、最後までリボンズべったりで可愛かったけど。 
登場前に刹那を守るために最後のGNライフルビットを使い果たして、全然ダメージが与えられないピストルだけだったケルディム。トランザムで急接近のゼロ距離発射はアニュー戦を思わせてカッコよかった、ライル自身もボロボロだったからそのまま戦闘不能に。


スメラギさんからR2の発射準備が指示、R2って名前もネタバレ通りで驚いたけど、ダブルオーライザーが戦闘不能になることを見越した戦術予報は感心するべきなのかな。どうでもいいけど、ラッセに対してビリーを気にしないでって反応が不自然で笑えた。 
ティエリアの裸はサービスなのでしょうか、リボンズは説得されて今さら心変わりするはずもなく、そもそもイオリア計画を自分のものにしようとした経緯も本編じゃ語られなかったね。トランザムライザーの量子化で攻撃回避、派手に斬り合って両機爆発でAパートは終了。


ダブルオーライザーの切り捨てた片腕からオリジナルの太陽炉を奪ったリボンズラッセの乗り捨てたオーガンダムと再会した運命はともかく「まだ僕は戦える」って思わずニヤリと笑。マッチング完了したところで、流星のごとくエクシアR2が復活、GNソードIIIを装備した以外は前と同じ? 
マリナの手紙はあまり真剣に聴いてなかったからほとんど覚えてないや、世界の平和だけじゃなくて刹那にも自分の幸せを考えて欲しいってことだったと思うけど。最後はソレスタルビーイングの地表を走ってたから地味だった気も、お互いに串刺しで爆発ってGNフラッグII戦と同じ構図、宇宙にフェルトから渡された花が舞う。*1


最近ヒロインらしくなかったマリナは復興したアザディスタンの代表に、ルイスの細胞異常は止まって沙慈は幸せに、でも自ら戦争を経験したことでファーストシーズンの頃とは考え方も変わってる。*2 選ばれた新しい連邦大統領、切腹していたアロウズのカタギリ司令、会場にはアニューと似たイノベイター
マネキン准将とコーラサワーの結婚式、不死身どころかそこまで本編でやるとは思わなんだ笑。父と母が目指した平和を守ると語るアンドレイはもうこれでいいでしょ、いつか荒熊大佐みたいな軍人になれればいいさ。


ビリーの後ろにグラハムいた!彼の今後だけでひとつ物語が作れるんじゃないかなー。墓参りをするライルはカタロンを離れてロックオン・ストラトスとして生きると家族やアニューの墓に誓う、ってCBもカタロンもまだあるのかと。
アレルヤとマリーが一緒に山道を歩いていたのはなんだろう、彼らだけは戦いから離れたってことなのかな。ティエリアヴェーダの一部として来るべき対話のときまで世界を見守ると、彼とリボンズの違いは外伝とかで語ってもらいたいな。


CBは今まで通りに活動するってのは意外な感じ、そもそもやるべきことが語られていないから何をするつもりなのかなってしっくりしない。木星?で謎の光に “The Childorenhood of Humankind Ends.” と意味深な英文で本編は終了、2010年公開の劇場版はGNドライヴが作られた木星が舞台なのかな、まぁ気長に待つとよう。
GNドライヴ[T]が量産化されて敵対勢力が強くなったから戦闘シーンはファーストシーズンより単純に楽しめた、ストーリーは説明されてない設定がたくさんあって完結できなかったなって感じ、映画と外伝で何とかしてくれるといいけど。

*1:最後エクシアは貫かれていなかったのかな、ガンダムのグフ戦のオマージュみたいだし。

*2:無自覚に平和を享受していたけど、現実と戦いを知って真剣に平和を考えるようになった、だからって戦争を経験したいとは思わないけど。