機動戦士ガンダム00 #16(#41) 『悲劇への序章』

ハーキュリー大佐も荒熊大佐みたいに人望厚いんだろうな、あれだけの連邦仕官が付いて来たんだから。アロウズの暴虐を白日の下に曝して市民に目覚めてもらうと訴えているのに、メディアによって流されていたのは情報統制による偽りの報道。
今回は荒熊親子とハーキュリーの過去、写真立てにも写っていた女性は奥さんのホリー・スミルノフ軌道エレベーターによる太陽光発電と理想を語り合う。口利きしてもらったくせに、母を見殺しにしたのはあなた(ハーキュリー)も同じとか言っちゃう小熊(´・ω・`)


極秘任務を受けティエレンタオツー*1 でハーキュリーにもとに現れた荒熊大佐、連邦上層部のメッセージを伝えて、考え直すよう説得を試みる。後に通信で発覚するキム司令の裏切り、イノベイターアロウズ上層部は荒熊大佐をクーデターに乗じて消したいみたい。
久々に登場したオートマトンは隔壁を突破して侵入、案の定Killモードで人質ごとの抹殺を図るアロウズ。最初から市民の命を奪うつもりのなかったハーキュリーは、軌道エレベーターのリニアトレインで人質を非難させる。


地上で待機命令を出されたコナン大佐の部隊と出番なしのイノベイター、ブリングを不甲斐ないと言いつつも秘かに敵を討ちたがっているデヴァイン、同類のヒリングたちには脳量子波で筒抜け(笑)小熊はアロウズを必要な力って言ってるけど、どこまで真実を知っているんだろう、上層部以外は知らないこと多そう。
先週のCパートから放っとかれぱなしだった刹那対ミスター・ブシドートランザムマスラオの猛攻にGNフィールドで耐え切れなかったダブルオーもトランザム起動、コードギアスランスロットアルビオンと紅蓮聖天八極式の戦闘みたいに。マスラオは格闘戦の動きが画になってさらにカッコいい、それにしても刹那とブシドーはお互い話も聴かずに好きなこと言ってるのに、なぜか噛み合って聴こえるから不思議。


退避する地上のアロウズ部隊の動きに疑問を持つスメラギさんとコナン大佐、調べさせた風速データから軌道エレベーターの倒壊を予測する。前半のオービタルリングに何かを設置しているって話はもうひとつのメメントモリ、リニアトレインや軌道エレベーターの人質とクーデターの連邦軍を一緒に抹殺とかえげつない、リボンズの思惑はハーキュリーの予測を超えていたね。
アロウズは世界にメメントモリの存在も隠しているから、おそらく倒壊した軌道エレベーターは合成映像の報道みたいに反連邦組織のテロに仕立て上げられる。これが王留美の言う「世界の終焉」の始まり、来週は泥沼の総力戦になりそう。

*1:ピンクのソーマ機と同じ名前でも全く別の機体だとか、正式名称はティエレン全領域対応型。どうせなら00Pのチーツーみたいに名前変えればよかったのに。