伊瀬カツラ 「ラストメンヘラー」 服薬終了 『ラストメンヘラー』

ラストメンヘラー 服薬終了 『ラストメンヘラー』 - 文藝新都


ずっと読むの忘れてたから途中で話がわからなかった。要と五十嵐みたいな関係って面白い、忌憚なくこんな話ができる男女関係っていいな。

五十嵐は言ったよね。大人になるってことは、他人に対して臆病になることと同義だって。
僕もそう思うよ。昔はそうでもなかったんだけどね…そうなったのは大学に入ってからかな。
腐り切った生活を続けるうちに、いつの間にか他人との距離を測る癖が身についてしまった。
だけど身近に感じられる人なんてどこにもいないから、誰と会っても常にびくびくしているんだ。自分が情けないよ。怯えたねずみみたいなもんだ

いつもびびってるよ、またわかってもらえなかったの繰り返し。でも自分の身体を切り刻むことはできない臆病者>そもそもリストカットって発想するほど病んじゃいない?
物語としては引っ張りすぎてまとまりがなかった気がする、メンヘラーってテーマは楽しめたけどね。