流星の絆 第6話 「本当の兄妹じゃない」

小説だと最初から静奈(戸田恵梨香)は自分が矢崎静奈だって知ってるし、そもそも有明幸博(寺島進)・塔子(りょう)夫妻は事実婚で結婚してないんだよね。親がいなくなってずっと一緒に生きてきた兄たちが実は他人だったってショックだろうけど、それでも功一(二宮和也)と泰輔(錦戸亮)は矢崎静奈の兄なんだって行成(要潤)に高峰佐緒里として告白する演出は良かった。
矢崎(国広富之)と妻の秀子(麻生祐未)の話はぐだぐだで観ていてちょっと飽きたけど、ジョージ(尾美としのり)とサギ(中島美嘉)が相変わらずしょうもない芝居をしてくれて笑える。そういえば功一と泰輔が兄妹喧嘩をきっかけに静奈に真実を伝えることになって殺伐とした雰囲気だったけど、中島美嘉がその場で「ORION」を唄ってて気持ちが和らいだ、でも唄い終わった後はまたぶっきらぼうな演技、「悲しみのキーが1オクターブ違う」って意味わからないけど好きだ(笑)


今回は想像とか妄想だったけど幸博と戸神政行(柄本明)、塔子と矢崎の昔のやりとりがやたらリアルに描かれてて観応えがあった。泰輔のオリジナル脚本も全然ちがう展開になって笑えたけど、とりあえず間違いが起きなくて安心した(笑)
物語もいよいよ終盤、功一が証拠の偽装を始めていたけど、泰輔や静奈と兄妹の足並みが揃っていないのは少し気になるかな。この辺りのエピソードはクドカンの演出も色々やってくれてそうだからと来週も期待。