最後の学祭

1・2日に大学生活最後の学祭があった。うちの大学は学祭を縮小する方針らしく、遠い昔は前後夜祭を含めて7日間あったのものが、今年はついに昨年までの3日間から本祭のみで2日間、来年からは前後の準備日と片付け日までなくすとか。
で、結果から書いてしまうと今年も俺はバンドやらなかった。ここをずっと更新しているからまるで説得力がないかもしれないけれど、卒業論文や就職のためにやらなきゃいけないことは少なくなかった、正確にはバンド組むどころか楽器を練習する気力もなかったと言うべきか。


それでもJAZZ犬をやめなかった手前、準備日はそれなりに働いたつもりだし、当日も感想ノートを来場者に勧めるくらいのことはした。それなりに楽しかったかもしれないけれど、もの足りなさはあった。
そうそう、準備日の帰りにGONちゃんと一緒になったけど、彼女も卒論や兼部しているユースホステルの活動もあってあまり部活に参加できてない。だから払うべき部費はすべて払ったから適当に顔出せばいいかなとか、俺は2年前の芳川さん(仮)のように4年生は就活と卒論に集中するからやめるって選択肢もあったなんて話をした。


音楽系の部活・サークルの中で唯一うちの部のみにあるOB会、数年前に卒業したお世話になった先輩から俺の親より年長のOB・OGが集まるのだから、あらためて部活の伝統や規模の大きさに驚かされる。毎年顔を出している人もいれば、数年ぶりもしくは数十年ぶりに大学に来たって人たちもいて、毎年たくさんの人の縁を紡いでくれる帰る場所があることは本当にすごいことなんだって思える。
卒業した後に進む道は人それぞれだけど、音楽のジャンルにこだわらず、また弾くことや聴くことにも関係なく、ずっと音楽と向き合っていて欲しいってあるOBさんの言葉は大切にしたい。ずっと演奏できれば楽しいのは間違いないし、たとえその機会を持てなかったって音楽から得られる喜びや今までの思い出はずっと忘れずにいたいから。