小児救命 #2 女医が挑む余命24時緊急オペ

ちょっとがっかりな内容、今後の話につながりそうな伏線はあったけど、このドラマが何を伝えたいのかさっぱりわからなかった。おさらいストーリーを読んでみたらわかるけど、本編には入れなくてもいいエピソードのせいで話の軸がぼやけてるんだよね。
宇宙(小西真奈美)の過去や母親の認知症の描写は話がつながるけど、サッカー部のつぐみ(神崎れな)や片桐(笛木優子)の子どもがノロウイルスにかかった話は中途半端。今放送されてる時点でどれくらい先の話まで撮り終わってるかわからないけど、これは早めに軌道修正してほしい。


宇宙は天然で空気読めてない気がするし、キャラクター的にも医院長の器じゃないよ。子どもたちを救いたいと一所懸命になってるのはわかるのだけど、一部の子どもに必要以上に感情移入したり、柾(陣内孝則)や赤池渡辺えり)の言葉を理解する前に感情で行動したり、今の彼女は理想が高いばかりで場当たり的過ぎる。
今回のラストは青空こどもクリニックで処置できない優太(富田光里)を助けたいがために、強引に啓翠会総合病院へ搬送して執刀医の柾が到着する前にオペまで。今まで結果的に好き放題やってきた宇宙が来週の柾と狩矢(塚本高史)の言葉どう変わるかが見どころ、ここが彼女の成長するきっかけにならないならこのドラマはずっとぐだぐだな状態かもね。