コードギアス 反逆のルルーシュ R2 TURN 21 『ラグナレク の 接続』

予告の後にシナリオ変更でもあったのかと思ったよ、スザクがランスロットアルビオンで大暴れするのかと思ってたら、戦闘シーンはビスマルクのギャラハッドが一瞬出てきたくらいだし。タイトルのラグナレクも接続は一瞬でシャルルとマリアンヌ共々終わりが呆気なさ過ぎ、しかもその後はいきなり1ヶ月も話が飛んで皇帝ルルーシュ誕生とかどうなの。
V.V.とシャルル、マリアンヌにC.C.のつながりが語られて、マリアンヌの死の真相やギアスも判明、シャルルがV.V.を裏切った理由もわかったけど、今ひとつしっくりこない話だった。シャルルやマリアンヌはシュナイゼルが望むような現実世界に疲れたってことなんだろうか、死者ともまた巡り会えるみたいな話もあったし、ラグナレクが創り出す世界が正確に理解できなかったな。


大どんでん返しはわかるけど今回は強引過ぎ、感情の昂ぶりでルルーシュのギアスがさらに覚醒するまではいいんだけど、それでラグナレクを壊すどころかシャルルやマリアンヌまであっさり倒しちゃったことが意味不明だし。*1結局ギアスやコードの研究で何かが見えなくなってたってことかもしれないけど、先週あれだけ強かに感じられたマリアンヌの最期はえらく滑稽に見えた。
ラグナレクを発端にした全面戦争のような展開を予想していただけに、今回ギアスであっさり倒しちゃうの早過ぎだろって思う。フレイヤで殺されちゃったナナリーや黒の騎士団のメンバーといい、シャルル達の扱いもちょっといい加減過ぎる気が。


スザクはC.C.の話を聞いてあらためてシャルルに反意を抱く、そこから現実に戻ったらユーフェミアの仇とかって言ってたくせに1ヶ月後は突然ルルーシュの騎士になってたりとか、空白の1ヶ月は来週以降にちゃんと説明がないと色々わけわからないままだわ。それにしてもC.C.以外は誰も皇帝ルルーシュのことを知らなかったみたいだし、あの状況で余裕そうに振る舞うシュナイゼルも不気味過ぎ。
いきなり皇帝になったルルーシュは一体これから何と戦うのか、暗躍するシュナイゼルを誅するってだけじゃ話が面白くならないし、黒の騎士団や放ったらかしの超合集国の立ち位置も気になるところ。C.C.の皇帝ルルーシュとナイトオブゼロのスザクを見つめる表情に影があったのは、シャルルやマリアンヌの最期と同じ気がしてちょっと不安。

*1:アーカーシャの剣の集合無意識にギアスをかけたってことらしいけど、Cの世界やラグナレクのシステムも含めて説明不足でよくわからんです。コードギアスも詳細な設定資料集とかあったらなー。