twitterってやっぱ怖いツールだと思う理由 - what_a_dudeの日記

http://d.hatena.ne.jp/what_a_dude/20100528/1275039006

これはtwitterに限った話ではないのだけれど、
自分の観測範囲を世論だと信じ込ませる力が強いように思う。
1の原因にもなるのだと思うが、
「(自分の観測範囲である)TL上に溢れている情報(往々にしてガセ)が一般メディアに流れていないこと」
で既往のメディアに強い不信感を持ったり、
実は自分達がそれを知らないだけで、合理的理由がある施策等を自分達の観測範囲内だけの情報から断罪する
といったことがよく行われているように感じる。

家族や先輩とか観測範囲が大きく異なる人達と話すとき、引き出しや考え方が変わってくる原因はこれか。言葉にできずにずっと抱いてた違和感が氷解した。
ニュースを含めた番組だって、観ている時間や局で話題はそれぞれ違う。インターネットの無数にあるコンテンツの豊富さを考えれば、リアル以上にその違いは確実に大きくなるわけで。

twitterではfollowerの数が影響力の大きさの指標になる。

私は小心者なので実名で戦闘力が16万もある東国原氏とそのファンにケンカを売る勇気はない。

followerの数を戦闘力に例えたid:tsumiyama氏は本当に炯眼だと思う。

既存のどんなツールよりも自分の声が直接とどく可能性は高いのかもしれない、それがわずか140文字程度のやりとりであっても、共鳴して流れが生まれることは楽しいし面白い。ただ立場が異なる時、その大きな潮流に対して真っ向からぶつかるのは、どこの誰かわからないよう匿名にしていてもやっぱり怖い。
いつの時代になっても得られた情報から物事を考えるのは自分次第。どんな流れに乗るも反るも自由、ただ何物にも縛られない柔軟な想像力を磨いて進もう。