機動戦士ガンダム00 #24(#49) 『BEYOND』

ティエリアリボンズは変革者たるイノベイターの出現を促すために人造的に生み出された存在、イノベイドだってことが判明。イノベイターリボンズが同じような技術で作り出した存在ってことなのかな、イオリア計画の狙いじゃツインドライヴによる純粋種の覚醒、刹那のように人類からイノベイターに進化させたかったのだろうけど。
GNドライヴがないGNアーチャーやオーガンダムは粒子残量の低下で危機に瀕する、しかもラッセはGN粒子に蝕まれた身体で虫の息。今回は戦闘シーンが目まぐるしく展開して何が起こったのかよくわからない場面も、気付いたら捕縛されたはずのダブルオーがレグナントからルイスを助け出していて、沙慈に安全な場所へ避難させてた。


ティエリアはなぜか一方的に撃たれまくってまさかの銃殺、これで終わらないだろうとは思ってもリボンズフルボッコぶりには驚いた。目覚めたルイスは沙慈の首を絞めるも金色に輝く瞳から溢れる涙、指輪に気付いたのは沙慈だったのに突然の頭痛に悶えるルイス。
リヴァイヴのトランザムアタックに笑った、トランザムライザーで応戦する刹那は攻撃を避けながら仲間の声を聴く。死んだように動かないルイスに慟哭する沙慈、ビリーに怨み節をぶつけられるスメラギさん、マリーを助けたくても動けないアレルヤ、ガガ部隊に追い詰められるトレミー


みんなを死なせてたまるものかとトランザムバースト、2話でダブルオーが初めて起動したときのGN粒子がさらにすごくなった感じ、νやユニコーンのサイコフィールドなんか目じゃないぜ!ってくらいに迸る大量のGN粒子。
なぜか脳量子波を乱されるイノベイターに語りかけるのは死んだはずのリジェネ、肉体が死んでいても純粋なイノベイターの刹那によって増幅されたGN粒子の力で脳量子波を飛ばせるってことなのかな。オーロラのような光に包まれた人々の意思が言葉にすることなく通じ合う。

 
「マリーだけ見ていればいいんだよ!」とアレルヤに叫ぶハレルヤ、でもいつの間にか新装備を含めた武器をほぼ失って両腕のGNビームサブマシンガンしかないのが地味過ぎて全俺が泣いた。*1 スメラギさんの素直な気持ちにあっさり折れたビリー、扱いやすくて本当に最低な男だー。
戦闘不能同士のマリーとアンドレイが邂逅、諭されて冷静になっても今さら湧き上がった後悔にただ叫ぶしかない、大佐も含めて一緒にゆっくりと話し合う時間があればもっと違った未来があったのかもしれない。暖かな光のようなGN粒子の中で目覚めるルイス、沙慈もこのまま幸せな時間に戻れるって信じていいのかなー。


トランザムバーストのGN粒子に異変を感じるリボンズ、このときを待っていたばかりにヴェーダを乗っ取ったリジェネ、殺したと思ったティエリアの意思で起動するセラフィムガンダムのトライアルフィールド。ヴェーダとリンクしているガデッサガラッゾ、ガガ部隊やオートマトンまで行動不能にしたことで形勢逆転したトレミー
防戦一方だったケルディムも動かなくなったアルケーを必死に攻撃、逃げ出したサーシェスを撃つ直前になぜか聴こえるアニューの声、おいおい隙見せるなよって思ったら振り返ったサーシェスを躊躇うことなく撃って兄の仇を討つ。ビームサーベルがないのにあの激弱なGNビームピストルIIだけでやり合ったライルもすごいな、ひろしは死ぬ前に捨て台詞があってもよかった気がする。
ヴェーダに辿り着く刹那、肉体の死んだティエリアヴェーダに意識をリンクすることで生き延び、イノベイドだったことが結果として仲間を救うことができて良かったと話す、そしてヴェーダから知ったイオリア計画の全貌を語り始める。


人類が分かり合うことよりも、外宇宙の別の存在と対話することが前提になってるのが今までのガンダムになかった発想かも。トライアルフィールドで戦いが終わったと思ったのも束の間、突如撃墜されるセラフィムガンダム
登場したリボンズの機体はリーオーみたいな頭で、カラーリングもデザインもアルヴァトーレより趣味悪いんじゃないかと思った、どうせなら主役機と間違うくらい気合の入ったガンダムにしちゃえば良かったのに>中の人的な意味で。とりあえず今回は沙慈とルイス、グラハムが死なないで無事に物語が完結してくれる望みが感じられて安心できたかも、来週の最終回が待ち遠しい!

*1:ファーストシーズンの最終決戦じゃ半壊してもGNシールドクローだけで暴れてたキュリオスが最高に素敵だったのに、今回はオールバックなアレハレもなくて本当にハブラレルヤのまま終わっちゃうよ。