機動戦士ガンダム00 #18(#43) 『交錯する想い』

クーデターからテロに仕立て上げられた「ブレイク・ピラー」から4ヵ月後、倒壊を免れたアフリカタワーは連邦の技術支援で復旧。マネキン大佐は部隊ごと姿をくらましたってことなのかな、優秀な指揮官のMIAと部隊の離反じゃ今後の展開も大きく変わってくるだろうし。
メメントモリ2号機はトランザムライザーの巨大ビームサーベルであっさりと撃破。戦うことを反対していたはずがいつの間にか協力するのは今回だけと思いつつも、すっかりオーライザーの専任パイロットになっている沙慈、他がためにって思っても簡単に割り切れないのが彼らしい気がする。


予告にも出ていた険しい表情はソーマのもの、欲しくても手に入れられない家族を切り捨てたアンドレイに憤りと戸惑いを綯い交ぜにした複雑な想いを抱く。相手の気持ちを理解することに長けているディランディ兄弟、沙慈も戦場で再会したルイスの気持ちを想像する。
サーシェスの銃の赤い粒子はやっぱり擬似GNドライヴのもの、ラッセはアルヴァトーレに撃墜されたときの後遺症だろうな。刹那の代謝障害が緩やかに進行しているのは最後まで死ぬか生きるかの瀬戸際で演出的には面白い、トランザムライザーが圧倒的過ぎるからハンディキャップとも取れるし。


リボンズはついに王留美を突き放す、そして相変わらず何を考えているのかわからないロイヤルニートなリジェネ、怪訝な表情から確執は大きくなってる気がするけど。Cパートでわかるけど、リジェネから受け取ったヴェーダの情報を直接トレミーに届けることになる留美、これって完全に死亡フラグですが。
父親殺しの事実は隠していたのにあっさりリヴァイヴたちにルイスへバラされる小熊、言い訳しながら理想を語っても先週思いっきり私怨で殺していたから説得力なさ過ぎ。ヒリングの茶化し方が性悪っぽくても好きだ、なんだかんだでいつも的を得ている気がするし。


本当にくっつきやがったライルとアニュー、瞳が金色になるのは気付かないものなんだろうか、あと刹那が何気に脳量子波に反応していたり。しかも出撃前に愛しているとか言っちゃって前半のカッコよさがぶち壊し、でもアレルヤのこともあってすぐに受け入れちゃってるクルー、最後はそれぞれの想いを言葉に。
Cパートで襲撃されるクラウスとシーリンにマリナ、今さらながらカタロンの幹部って描く意味があったのか疑問、マリナには最後まで生きていて欲しいけど、とことん死亡フラグ立てまくりなお話でした。あと出撃前にポニーカタギリと意味深な会話をしていたミスター・ブシドー、吐血している彼もきっと身体がボロボロなのだろうけど、死ぬ前にもう一度素顔を見せて欲しい>できれば彼も生き残って欲しい