帰る家の夜

施設訪問とインタビューの2日間もあっという間に終わって、東京に戻ったらそのままバイトへ、少しの残業をしてやっと家に帰る。なかなかハードな日程だったけど、思っていた以上にたくさんの収穫があったと思う。
最初はその材料集めすらままならないんじゃないかとも考えていたけど、当事者相手のインタビューは家族の協力もあって貴重なお話を数多く聴くことができた。後は集中してこのパーツを卒論として完成させるだけ、しんどい作業だけどできることはやる。


2日目の午前は布ワイパーの掃除、午後はアルミ缶やペットボトルのリサイクル仕込みを手伝った。インタビビューは午前中にH田さん、午後の作業の後には近くのリサイクルショップでそのお母さんやOさんから話を聴いた。
この日は19時からの家族会にも参加、話を聴いているだけのつもりがなぜか脳外傷友の会の全国大会や、家族会を見学していた感想を話すことに。やっぱり家族会のように横のつながりで定期的に情報共有したり、意見交換できたりする場所は重要だと思う、もっと積極的に関わり合えば何かするための新しいきっかけになると思う。


当事者の考え、家族の考え、支援者の考えはそれぞれに見つめている光景はそれぞれ違ってる。だからこそお互いに気付くことができなかった部分を知ることで生まれる相乗効果だってきっとある。
立場の違う誰かとずっと向き合い続けるのってしんどいことも多いだろうけど、根気強く高次脳機能障害者と関係を持ち続けるように、誰とでも付き合えるようになりたいね。今回協力していただいた当事者や家族、そして支援をしている笑い太鼓のみなさん本当にありがとうございました。