ラスト・フレンズはドラマだけで終わらせちゃいけない

ふと親とドラマの話をしてたら、「あのドラマ(ラスト・フレンズ)は散々じゃない?」って出てきて。
最近読んだ↓のエントリーの意味を実感。

絶対的な説明不足。問題なく人生を謳歌している人々が見たら、ただ怖いだけのわけわかんないドラマでしかない。


http://d.hatena.ne.jp/deadstar/20080612/1213317705


今まで全然気にしてなかったけど、このドラマのテーマに特に興味を持ってなかったら宗佑(錦戸亮)は危なくてどうしようもない奴にしか映らないんだよね。
宗佑と絡ませた瑠可(上野樹里)やタケル(瑛太)もそれぞれに問題を抱えてて、それに対しての説明がないから過剰な演出、ただの救いようがないドラマに観えなくもない。


もっともドキュメンタリーじゃなくてドラマだから、DVや性同一性障害の詳細が出てこないのは別に不思議なことじゃない。
でも俺みたいに大学の講義で関わってるテーマ*1じゃなければ、関心があってもドラマの映像とインターネットやテレビの情報くらいでしかこの問題に関われないわけで。


『だいすき!!』のときも思ったことだけど、せっかく問題に興味を持ってもらえたのだから、(より視聴者を惹き付けるためにも)ドラマと連動企画のドキュメンタリーでも作ってほしいな。

*1:DVはテーマとして扱ったことあるけど、性同一性障害に関しては意見書いてるくせに俺も素人。この分野に詳しい人が読んだらどう思うことやら。