ラスト・フレンズ 第9話 君の命



来週が最終回、タケル(瑛太)のお姉さん(伊藤裕子)とかちゃんと伏線回収できるのか少し心配。あと2話くらいはやってくれると思ってたんだけどな。

今回の話はある意味、突っ込みどころ満載で>ただし意図的な表現もあるだろうけど


宗佑(錦戸亮)がタケルにしたことは暴行罪、完全に犯罪だよね。でも警察と関わる描写が全くなかった。

今までのストーカーまがいの行動じゃ警察もなかなか動かないかもしれないけど、病院まで行くような怪我ならさすがに動くはず。ちょっと不自然な気がした。


ダメな母親の千夏(倍賞美津子)も美知留(長澤まさみ)が虐待を受けてたことはショックだったよう。意外と簡単にその事実を受け容れちゃって、その日のうちにタケルと意気投合しちゃってるのは面白かったけど(笑)

どんな親だって自分の子どもはやっぱり大切なんだよね。どんなに愛情表現をしてくれなくても、どこかできっと想ってるはず。


最後の瑠可(上野樹里)が宗佑の家で2人きりで会うのは、結果を観るまでもなく最初から危険な行為なわけで。すでにタケルを襲ってるわけだし、生物学的な男女の身体能力の差は決して小さくない。

本来ならせめて喫茶店とか人が多いところで会うべきだけど、この演出はわざとやったんだろうな。頭でわかっているつもりでも、いざ瑠可が危ない目に遭う映像を観たことで、このリスクの大きさを理解する人もきっといるだろうから。


誰が救われるのか、誰も救われないのか。来週で終わるのが本当に残念だけど、結末が待ち遠しい。