ラスト・フレンズ 第5話 「衝撃の一夜」

予告から想像はできていたけどやっぱり複雑なドラマ。美知留(長澤まさみ)が受けているDV、瑠可(上野樹里)とタケル(瑛太)が抱えている性同一性障害
ただこの物語の難しさは脚本が複雑なわけじゃないんだよね、このドラマが扱っているテーマを描こうとすると必然的に話が難しくなる。


あらためて思ったのはレズビアンとゲイ、性同一性障害って言葉の意味を正確に捉えられてないなってこと。メディアからの情報を聞き齧っていただけで、正確に意味を知ろうと調べたことがなかったなって。
初めに「性同一性障害」って書いちゃったけど、そもそも彼女らにとって障害なのか、ひとつの概念や価値観として捉えればいいのかもよくわからない。ゼミの先生や他の教授に聞いてみるかな。


DVの方は典型的なドメスティック・バイオレンス。実際には女性が男性を攻撃するケースとかいろいろあるけど、暴力を振るう男性の二面性に振り回されて結局離れられない女性って実際にも少なくないと思う。
ただ上のテーマと大きく違うのは、この問題に関しては自分を制御できない攻撃する側に問題*1 があるってこと。


犯罪者のように環境要因だって言う専門家もいるけど、同じような境遇で育ったすべての人がDVをするわけじゃない。俺の意見としては精神病のようなもので、なる人もいればならない人もいる、治療が必要な一種の病なんじゃないかって思う。

*1:ただ先に書いたように、結果的に共依存になっちゃっているケースも多い。